社交ダンスは当クラブでも年齢層が少し高めでしたが、最近はテレビの影響もあり若い世代も多くなっています。競技ダンスとして小さいころからレッスンを積む生徒さんもいらっしゃいますし、ジュニアやユース年代も少しずつ増えています。社交ダンスを楽しむ年齢層はどの年代が多いのか紹介します。
【社交ダンスの年齢層で最も多い世代は60代から80代】
当クラブでレッスンを行っている方々の中で最も多い世代は60代以降世代です。退職されてから趣味を探し社交ダンスを見つけて、今では競技へも積極的に参加される方もいます。社交ダンスも種目によって緩やかに楽しめるダンスがあるので、足腰に自信がない方も取り組めます。健康維持や体力維持のためにレッスンを受けている方も多いです。
・年齢層が高い理由はどこに?
社交ダンスの年齢層が高い理由には緩やかに楽しむ種目があるという理由がありますが、そのほかにも定年後夫婦で楽しめるスポーツをしたいと社交ダンスを選ばれるカップルもいます。また自治体で社交ダンス教室を行うなど、高齢の方が参加しやすいシステムがあるという点も年齢層が高い理由でしょう。
【20代・30代の年齢層も増加傾向にある】
20代から30代くらいの年齢層について増加傾向にあります。これはタレントさんが社交ダンスに取り組み世界に肩を並べるほど上達し、美しく柔軟性のあるダンスを見て自分もやってみたいと思う方が多くなったということもあります。また特に20代から30代の現代女性は「自分を磨く趣味」を持ちたいという傾向が強く、社交ダンスといういくつになってもできる趣味を選んだという人も多いのです。
・若い世代の社交ダンスヤングサークルも多くなっている
社交ダンスは学生競技としても大会があるので、大学などにはもともとサークルなどがありました。しかし近年、学生の頃に社交ダンスを経験した人や社交ダンスをやってみたいという社会人が社交ダンスヤングサークルを立ち上げるなどの動きが活発化しています。これまで隙間だった年齢層といわれる主婦やサラリーマンが社交ダンスをするサークルができたことでこの先、さらに若い世代が増えていくと予想されます。
【年齢層が幅広くなってきている社交ダンス】
スポーツが苦手でもリズム感がないという人でも、レッスンすることで少しずつ上達でき、特別な身体能力などなしに楽しめるのが社交ダンスです。もちろん競技ダンスとなるとそれなりの努力が必要となりますが、健康維持にも美しい体作りにも、また競技ダンスで大会上位を狙うという目的を持つことでも楽しめる社交ダンスはこれからさらに幅広い年齢層に受け入れられるでしょう。