これから本格的に社交ダンスを始めてみたいと思っていませんか?社交ダンスというとステップがポイントですが、まず基本的なものをマスターしましょう。ここでは基本的なステップとマスターするためのコツについてまとめましたので、参考にしてください。
基本的なステップを紹介
社交ダンスではいろいろなステップの種類があります。その中でもベーシックなステップがいくつかありますので、初心者は以下で紹介するものをまずはマスターしましょう。
ナチュラルスピンターン
こちらのステップは6歩で構成されます。基本的なステップですが、回転量が大きいので男女の歩幅を合わせないと位置やバランスが崩れやすいので意外と難しいです。バランスをとるためには、右股関節の位置を確認しながらホールドを組むのがおすすめです。
リバースターン
リバースターンも社交ダンスの中では初歩的なステップとして知られています。ナチュラルスピンターンが右回りのステップであるのに対し、リバースターンはその逆で左回りのステップになります。基本はナチュラルターンと一緒です。3ステップを一つのサイクルにして、3で左足を出します。1~2はライズしながらゆっくり体を開いていきましょう。
ホイスク
ウィスクと呼ばれることもあります。ルーツはアレックス・ムーアというダンサーです。レッスン前に1~2杯ウィスキーを飲んでいたとされ、酔っ払ってステップを踏むのである日バランスを崩しました。このとき倒れまいとして足を後ろにかけたのがウィスクといわれています。
ステップがうまくいかない…上達するためのコツとは?
社交ダンスにチャレンジしているけれどもステップがなかなか上達しないという人もいるでしょう。うまくいかないのにはきちんと理由がありますので、上達するためのコツについてみていきます。
足型を気にしすぎ
ステップが上手にならない人によく見られるのが、足型を必要以上に気にしてしまうことです。足の動きを気にしすぎるあまり、ステップを覚えるまで気が回っていないのです。足型は結果的なものであって、実際にはカウントやポジション、アライメントのほうを重視しましょう。つまり下半身ではなく、上半身の動きを意識して整えることが重要です。そうすれば、勝手に足はついてくるはずです。
カウントをとれるようにする
そしてステップを上達させるためのポイントとして押さえておきたいのが、カウントがしっかりとれるようにすることです。リズムが取れれば、体も勝手に動くでしょう。それと同じでカウントがきちんととれれば、足もそれにつられるスムーズに動くようになります。ですからまずそれぞれのステップのカウントを紙に書き出しましょう。そしてそのカウントに合わせて体を動かすと、スムーズにマスターできます。
まとめ
社交ダンスにはいろいろなステップがあって、基本的なところから躓いてしまう人もいます。しかしそれは足の動きを過度に意識しているのが原因です。まずは上半身の方をマスターすることに集中し、カウントを覚えるところから始めれば、今まで以上に覚えも早くなるでしょう。